【米・グーグル】 閲覧履歴追跡する機能が 無くなってしまう?
- NO.9298396 2021/03/04 19:59
米・グーグル 閲覧履歴追跡する機能 今後開発や導入しない方針 - アメリカのIT大手グーグルは、利用者のプライバシーへの意識の高まりを受け、インターネットでの利用者の閲覧履歴を追跡する機能について、今後、開発したり導入したりしない方針を明らかにしました。
インターネットの利用者がウェブサイトを閲覧した履歴は、電子情報として記録され、企業によるネット広告の配信に使われていますが、プライバシーへの意識の高まりを受け、グーグルは2022年までに自社の閲覧ソフトである「クローム」上でこの機能を停止することを決めています。
ただ、停止後も似たような技術が導入される可能性が指摘されていた中、グーグルは3日、声明を出し、個人の閲覧履歴を追跡するような技術を、今後、開発したり導入したりしない方針を明らかにしました。
声明では「プライバシーや個人情報に対する利用者の懸念に対応しなければ、自由で開かれたインターネットの将来を危険にさらすことになる」とコメントしています。
一方グーグルは、同じような関心を持つ人たちをグループ化して広告を配信する新しいシステムの開発を進めていて、実用化されれば、ネット広告の分野で大きなシェアを持つグーグルの存在感が一層強まることも予想されます。
IT大手などによる個人情報の活用をめぐっては、アップルが、アプリ上で個人情報を収集する場合に利用者の承諾を求める方針を打ち出していますが、これにフェイスブックが反発し、両社のあつれきが強まっています。
【日時】2021年03月04日 16:57
【ソース】NHK
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- [匿名さん]